数学が苦手な人でもプログラマーになれるということは、他の記事で述べた通りですが、プログラミングに必要なスキルは数学の知識だけではありません。むしろ、コミュニケーション力こそがプログラマーにとって重要なスキルなのです。
プログラマーは、チーム開発が基本なので、仲間とのコミュニケーションが不可欠です。プログラムを書くだけではなく、仕様や要件を確認したり、問題を解決するためにコミュニケーションをとる必要があります。コミュニケーション力があることで、クライアントとの要件定義や、エンドユーザーとの調整もスムーズに行えるのです。
さらに、プログラミングにおいては、自分でプログラムを書くだけでなく、既存のコードを理解して修正することもよくあります。コードにコメントが書かれていると、チームメンバーや自分自身が後から見直したときにわかりやすいので、普段からコメントを残すということを意識しておきましょう。そして、そのコメントは他人が読んでもわかりやすく、適切なものでなければなりません。そのため、文章力も必要になります。
つまり、プログラマーに必要不可欠なのは、コミュニケーション力や文章力などのコミュニケーションスキルだということです。また、常に新しい技術やツールに触れることが求められるので、自己学習能力も必要になってきます。
数学が苦手だからといって、プログラマーになれないと考える必要はありません。コミュニケーションスキルを磨き、自己学習能力を高めることで、プログラマーになることはできます。プログラマーに必要なスキルについて理解し、自己啓発に努めることが大切です。